ストレスをためないために
高齢化や医療の発展も手伝って、日本人の寿命は世界でもトップクラスです。ただ、残念ながら健康で自立した生活を遅れる健康寿命との間に、10年ほどの差があります。その期間、一人で生活を送れなくなった時にどうするのか。介護はいつ我が身に降りかかってもおかしくない問題になっています。
介護は、される側も心身ともに負担がかかるでしょうが、する側も入浴、排泄、食事、衣服交換、見守り等、挙げればきりがないくらい多岐に渡る事をしなくてはなりません。また相手が認知症の場合は心にも無いことを言われたり、時には暴力的なことをされたりして、その心労は大変なものになります。それを仕方がないで済ましていては、いつか心身のバランスが崩れてしまうので、上手にストレス解消することが大切です。世の中で問題となる事件のほとんどが、ストレスをうまく発散できないが為に起こることは周知の事実です。問題の多くは、一人で抱え込んで負のスパイラルに陥っている事が原因となっているのです。できるだけ状況をオープンにして、支援を受ける体制を整えましょう。まず、地域支援包括センターにまず相談することから始めましょう。話を聞いてもらうだけでも、心の負担は少し軽くなります。介護認定を受けられたら色々なサービスがありますので、一番いいと思えるところをケアマネージャーと相談して利用して下さい。いつも側にプロがついてくれるという安心した気持ちが、ストレスを上手に解消するコツになります。
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